先日、みちびきメールで”GNSS統合データ共有システム「MIRAI」”が目にとまり、リンク先を覗いてみました。
以下、リンク先からの転記
<GNSS統合データ共有システム(愛称MIRAI,Multi-GNSS Integrated Real time and Archived Information system)は、世界各地に配置された監視局のデータを収集・配信するシステムです。
ユーザ(登録が必要です)はMIRAIに接続された監視局のステータスをWebブラウザ上で確認できるほか、監視局のリアルタイムデータ(RTCM 3)を受信し、またアーカイブデータ(RINEX)をダウンロードすることができます。> 以上
早速、WEBサインイン用のアカウントとNtrip用のアカウント登録をして、リアルタイムデータを見てみました。
今回は試しにつくば市にあるマウント名「TSK200JPN」なる監視局?からのデータをRTKLIBで受信してみました。つくば市と言えばと思ってデータから監視局?の位置を確認すると、国土地理院でした。監視局=電子基準点?ということでしょうか?
電子基準点は全国に約1300ヶ所あるのに対して、監視局?は数か所のみの配信となっています。従来からある「電子基準点」や「基準局」と呼ばず、あえて「監視局」と表現するのには何か意味があるのでしょうか?気になるところです。
始まったばかりのサービスのため、WEBで検索しても公式サイト以外の解説が見つからず、また利活用の事例もないため、今後の世の中の動向と展開を注視していきたいところです。
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