エヌシー技研

長野県の北信地区で測量をやっています。

記事一覧(46)

弊社GNSS基準局の改測について

長野市に位置する弊社も2024年1月の能登地震に伴い、弊社基準局も変動しています。そこで5月18日に改測を行い、緯度経度（座標）を7月8日に更新しました。多忙で後回しにしていましたが、これで改測や改算されている公共基準点との整合が取れるようになりました。地震前の成果値のまま配信データを受信して観測されている場合、その観測値は国土地理院で公開されているパラメータでも変換はできます。

事業内容

県や市町村からの公共測量・設計業務委託、民間工事会社からの測量・設計依頼等を受託しています。現場での各種測量調査をはじめ、図面作成から設計、調書・計算書等の作成までを行っています。また、工事現場では起工測量をはじめ、丁張、出来形計測、各種図面の作成、調書・計算書等の作成までを行っています。近年は橋梁点検や補修設計のお手伝いも増えてきています。

弊社HPについて

　弊社ホームページはAmebaOwndを利用して作成していますが、AmebaOwndから”2024年4月15日（月）より一部機能の仕様変更を実施する”旨のお知らせを頂きました。　この仕様変更に伴い弊社のホームページもページ構成の変更をする運びとなりましたのでご報告させて頂きます。　取り急ぎはページ構成の変更のみとする所存ですが、不便に感じられる部分もあるかと存じます。順次、ページ構成の変更を進め、都合に応じて他社への移転も検討する予定です。他社への移転が決定の際には、本ホームページから改めてお知らせさせて頂きます。何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。

NECとNTT Com、スマートグラスを活用した位置測位の実証実験

気になる記事があったので紹介です。NECとNTTコミュニケーションズが、３Dマップとスマートグラスを活用して製造プラント内での作業員の位置測位を行う実証実験を実施しました。作業員の安全確保を目的としています。屋外ではGNSSによる測位、屋内ではBluetooth Low Energyビーコンによる測位が一般的ば技術です。屋内の場合、障害物が多く、電波の反射や干渉によって測位精度が低下するという課題があります。作業員の位置を正確に測位し、異常発生時に迅速に対応できるソリューションの実現を目指しています。製造プラント内の３Dマップを事前に作成（Visual SLAM技術）します。その３Dマップと作業員が装着したスマートグラスの目線映像から得られた特徴点とを照合することで位置測位できる仕組みです。

量子航法システム！？イギリス海軍が試験実施

非常に気になる記事があったので紹介します。量子航法システムは、海中でGPSが届かない箇所でも正確な位置を割り出して航行するとこができるシステムで、原子ルビジウム87へのレーザ照射によって発生する雲を冷却して得られる波打つ特性を利用して測定することで、装置の動いている方向と速度を計算して位置情報が得られる。とのことです。